これだけは欠かせない 中古車査定の基礎知識
中古車購入時の注意点
災害車両とは
災害車と言われる車が存在する。冠水車や塩害車などのように自然の災害や環境から影響やダメージを受けた車のことである。
冠水車とは、水に浸かってしまった車のことである。しかし、ひとえに冠水と言っても、丸ごと水没してしまったのかや、雨や洪水で水かさが増して車の下の方だけが浸かってしまったのかなど、冠水車の明細な定義はない。豪雨で水かさが増してしまったり、降雪地帯の雪解けの季節にはある程度、車が水に浸食されるのは当たり前の出来事であるが、どのような点に注意しなければならないのか。
一度水に浸かって動かなくなってしまった車を例にとろう。水没してしまったとしても、十分に乾燥させ、マフラーやガソリンタンクから水を抜いてやれば、その後問題なく走れる場合がある。この場合、売りに出されていてもとくに外観に問題はないため気づかないが購入した後しばらく経ってから不具合が発生したり故障する場合があるのだ。
また、金属はサビに弱い。見えないところで浸食が進んでサビていたり、ひつような部位の強度を落としてしまうことにもなりかねないのである。また、災害車のひとつとして塩害車というものがあるが、これは文字どおりサビが出てしまった車である。海に隣接する地域での海水や潮風による塩分や、北国の道路に巻かれる融雪剤に含まれる塩素などで、金属でできた車が錆びてしまうことである。
精密機械にとってサビは様々な弊害を生み出す。ブレーキホイールが錆び付いて効かなくなってしまったり、電気系統に支障をきたしたりする可能性があるのである。こういった災害車と起こりうる問題点をある程度は把握しておこう。